プロポーズの贈り物として、エンゲージリングと一緒にお花を贈られる方がとても多いですよね?
・そもそも、何故プロポーズにお花を贈るのでしょうか?
・薔薇を贈る意味は?
・薔薇の本数に意味がある?
・薔薇の色にも意味がある?
というお話しをしたいと思います。
これは昔のヨーロッパの風習で、
プロポーズの際に男性が12本の花を摘み、その1本1本に誓いを立てて女性に贈る。
そして、渡した花束の中からOKの証しに1輪男性に返した事からブートニア(ブライダルで男性が胸元につける花飾り)があります。
渡した花束はウェディングブーケになります。
という風習から、プロポーズの時にはお花を贈るイメージが付いたのだと思います。
その12本のお花に込めた誓いがどの様なものなのかは本数の説明の時に書きますね。
後は、私の考えですが、お花って気持ちに近いものだと思っています。
生花って、ずっとそこにとどまっていなくて、いつかは枯れて無くなりますよね。
そうやって何かに使ったりする価値や財産にもならない、でも目に見えない気持ちを贈られたっていう事実だけがそこに残るっていうのが「人の想い」に近いなぁと。
そこに欲やエゴが何も入ってこない純粋なプレゼントだからこそ、贈り物として価値があるのだと思うんです。
お花って楽しいとか嬉しい、愛してる、みたいな目に見えない物を表していて、実際の効果もそうなんです。
お花が実際にストレスを軽減させる効果がある事が分かってます。
生花を見ると「混乱」、「疲労」、「緊張・不安」、「抑うつ」、「怒り・敵意」が低下することが明らかとなってます。
*出典
国立大学法人千葉大学環境健康フィールド科学センター「花きに対する正しい知識の検証・普及事業」
ストレスという目に見えないものに効果がある。
愛も同じ様にストレスを軽減させたり、活気が出たりする物じゃ無いですか?
愛を表すのに、こんなに純粋でピッタリな贈り物は他には無いんじゃ無いかなって思います。
プロポーズの時だけじゃなく、気持ちを伝えたい時には是非お花を贈ってくださいね。
プロポーズの花といえば薔薇というイメージが強いですよね。
実際に薔薇を贈られる方が多いです。
では、なぜバラかというとバラの花言葉に意味があります。
バラの花言葉
「情熱」「愛情」「あなたを愛します」「貞節美」「模範的」「熱烈な恋」「私を射止めて」「愛」「内気な恥ずかしさ」「輝かしい」「愛嬌」「新鮮」「斬新」「無邪気」「爽やか」「恋」「幸福」
プロポーズのお花として、こういった意味を込めて贈る時に選ばれる様になったのだと思います。
あとは、バラは1年中流通しているお花ですので、季節などを問わず用意できる、というのも大きいのではないかなぁと。
プロポーズのお花としてバラ以外にも、お相手の方がお好きな花、お相手の方の誕生花、などでご依頼いただくこともあります。
やはり生花ですと季節的に入手できないお花の事もあって、その場合はプリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワー(高級造花)をご提案しています。
決してバラじゃないといけない、という様な事はありませんので、お相手の方が喜ばれるお花を選んでみてくださいね。
・ダズンローズ (12本)
そもそも、意味があったのは最初に書いた12本のお花なのだと思います。
これをダズン(12)ローズと言って、プロポーズの薔薇を12本にされる方もいます。
昔のヨーロッパの風習で、プロポーズの際に男性が12本の花を摘み、その1本1本に誓いを立てて女性に贈る。
この1本1本に込められた誓いは
*感謝 *誠実 *幸福 *信頼 *希望 *愛情
*情熱 *真実 *尊敬 *栄光 *努力 *永遠
という12個です。
そして、プロポーズを受ける女性はOKの場合この中から一番欲しい誓いの1本を返す、という慣わしだったそうです。
プロポーズの際に贈るお花として、12本はとても意味があって素敵ですね。
その1本1本の意味を残したい場合は、プリザーブドフラワーの薔薇の花束も良いかと思います。
・108本
これもプロポーズの時に贈られる薔薇の本数として多いものになります。
花言葉などで調べると「結婚してください」という意味が出てきたりしますが、
本数の「108」がトワと読めることから「永遠(トワ)に」という意味も込められています。
・100本
これも豪華さで昔からプロポーズの薔薇の本数として人気があるかと思います。
花言葉としては「100%の愛」となっていたりします。
ChouChou(シュシュ)では上記2つの本数のご依頼も多いですが、そこから1本引いた本数のご指定もあります。
何か別の1本を足して永遠になる、100%になる、という意味を込めて後に残る1つを足すロマンチックな演出ですね。
そこにプリザーブドフラワーの1本の薔薇を頼まれる事もありますし、ご依頼主様が何か考えて1つ足されてる場合もあると思います。
薔薇のアクセサリーも後に残り、身につけられるので素敵ですね。
ChouChou(シュシュ)ではアクセサリーもご依頼いただいてオーダー制作し、お花にお付けする事もしています。
その他、本数ごとのバラの花言葉はこんな風に付けられています。
1本 「一目惚れ」「私にはあなたしかいません」
2本 「この世界に2人だけ」
3本 「愛しています」「告白」
4本 「死ぬまで私の愛は変わりません」
5本 「あなたに出会えてほんとうに嬉しい」
6本 「あなたに夢中」「お互いに敬い、愛し、分かち合いましょう」
7本 「ひそやかな愛」
8本 「思いやりに感謝しています」
9本 「いつもあなたを想っています」「いつも一緒にいてほしい」
10本「あなたは完璧」「かわいい人」
11本「最愛の人」
12本「私と付き合ってください」「日ごとに強まる愛」「私の妻になってください」
13本「永遠の友情」
14本「誇りに思う」
15本「ごめんなさい」
16本「ころころ変わる不安な愛」
17本「絶望的な愛」
18本「誠実」「誠意のある告白」
19本「忍耐と期待」
20本「真心あるのみ」「私のひとひらの愛」
21本「真実の愛」「あなただけに尽くします」
22本「あなたの幸運をお祈りします」
24本「24時間あなたを思っています」
25本「あなたの幸せを祈っています」
30本「ご縁を信じています」
33本「生まれ変わってもあなたを愛す」
36本「覚えています」「ロマンチック」
40本「真実の愛を誓います」「死ぬまで変わらぬ愛」
44本「出会い」「変わらぬ愛を信じます」
50本「永遠」「偶然の出会い」
88本「フォローに注意せよ」
99本「永遠の愛」「長年の想い」「ずっと一緒にいてください」
100本「100%の愛」
101本「これ以上ないほど愛しています」
108本「結婚して下さい」
144本「何度生まれ変わっても好きです」
365本「あなたが毎日恋しい」「決して忘れることのない愛」
999本「何度生まれ変わっても愛する人はあなた」
1000本「1万年の愛を誓います」
1001本「永遠に」
プロポーズの場合、花言葉は関係なく、付き合った年数やお相手の方の誕生日にプロポーズするので年齢分の本数、などそれぞれの意味のある本数にされる場合もあります。
あとは、予算に合わせて贈れる本数で意味を合わせたり、意味など付けずご予算内でなるべく豪華に、など様々な方がいるのですが、そうやってどの様にお花を用意するか、と考える時間や気持ちこそが大切なのだと思います。
プロポーズの薔薇といえば赤薔薇のイメージをされる方が多いと思います。
実際にプロポーズの花束で薔薇の色の指定はやはり赤が多いです。
その次にピンクです。
実は色ごとの花言葉もあります。
バラの色ごとの花言葉はこちらになります。
赤色のバラの花言葉
「あなたを愛してます」「愛情」「美」「情熱」「熱烈な恋」「美貌」「私を射止めて」「貞節」「無垢で愛らしい」「ロマンス」「I love you」
白色のバラの花言葉
「純潔」「私はあなたにふさわしい」「心からの尊敬」「純潔」「清純」「無邪気」「恋の吐息」「相思相愛」「尊敬」「素朴」「約束」「愛の吐息」「美しさが唯一の魅力」「少女時代」
ピンク色のバラの花言葉
「しとやか」「上品」「可愛い人」「美しい少女」「愛を誓います」「気品」「温かな心」「満足」「一時の感銘」「愛を持つ」「輝かしい感銘」「感謝」「かわいい人」「愛」「わが心君のみが知る」
青色のバラの花言葉
「夢かなう」「奇跡」「神の祝福」「不可能」「神秘的」「喝采」「不可能なことを成し遂げる」
黄色のバラの花言葉
「友情」「平和」「愛の告白」「不貞」「嫉妬」
オレンジのバラの花言葉
「無邪気」「魅惑」「絆」「信頼」「恋愛の達人」「だれかがどこかで」
ちなみに、自然の薔薇で青色はありません。
生花で青色のバラは白バラに着色液を吸わせて青くした物になります。
プリザーブドフラワーは元々着色したお花ですので、生花では無い様々な色合いの物があります。
バラの色も花言葉よりお相手の雰囲気や好み、シチュエーションに合わせて用意されている方が多い様な気がします。
色々と本数や色による意味を書きましたが、どんなお花でも女性からすると、お花を贈ろうと思ってくれる気持ちが嬉しいので、気にしすぎなくて良いのかなぁと思います。
迷った時の参考として活用していただければ幸いです。